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完成したサイドマフラーとS.Sマフラー。錆止め塗料はシルバーである。
このサイドマフラーは消音機構を持たないため、一見ただの曲がったパイプに過ぎないが、問題は取り回しなのである。トラック等は稀にセンターライン側にパイプを出す場合があるが、車検で云々される消音機構を省いたため端から車検は考慮に入れず、左運転席側に出すことにする。その方がドライバーがよりエキゾーストノイズを体感できるからという配慮である。現実には燃料タンクは右側にあり、走行時マフラーが過熱することから、懸命な選択と云えよう。



作業に当たったカロッツェリア「RANTA」は警察署の隣にある。中島カメラマンの赤Tipo16Vの向こうに見える建物がそれで、騒音を出しての作業にもマエストロの手腕に敬意を払ってか、まったく干渉はなかった。警官と云えども人の子、珠玉の工芸品とも云える手作りマフラーを前に違法を問うことすら忘れているのだろう。もっともな話では、ある。

その肝心のマエストロの愛車であるランチアデドラ2.0i.eのエキゾーストシステムだが、残念なことに露出が足りなかったらしくその全景をここにお見せすることが出来なかった。記者が覗いた限りではZ用マフラーの消音器を、やはり自製のストレートパイプでエキマニに繋いだ美しい仕上がりの逸品で、小春日和の大気を上品な低音で包みこんでいた。



サイド側にマフラーを吊るすためのブランケットを電動ドライバーを使って装着する。記者所有の4.8Vのドライバーと違い、8.4Vのドライバーは楽々とネジを締め込んでいく。「インパクトレンチは8.4Vなんですけどね」とか訳の分からぬ言い訳をする記者を笑顔で往なしつつ、あっという間にブランケットが出来上がってしまった。経験が物を云う瞬間である。

ちなみにシャシを透かして見える警察の建物に下がる垂れ幕のセリフは「許すな!違法改造」なのかも知れないが、近々マエストロに敬意を払い「許すな!自己責任回避」に変更予定だとの噂も聞く。



装着を終わったサイドマフラー「RANTAスペシャル」 銀色に鈍く光るテールがリアタイヤ前に憎々しげにのぞく。マエストロは慎み深いためカロッツェリアの刻印はされない。そのエキゾーストから響く爆音こそが刻印なのだと云いたげである。

その頃には籠屋”地味イタの飛び道具”特派員も到着し、待望のエンジン始動である。



Webでその音をお聞かせできないのが全く残念でならない。TV版「カーグラフィック」ではいつも冷静な古谷徹のナレーションが突如スカパーTVで再放送中の「巨人の☆」の☆飛雄馬の声になってしまったくらいの感動と云えば分かっていただけるのではないだろうか。

しかし車の下は一度潜るとクセになる。なにか起こった時には自分で潜り込んでみなければ気が済まなくなるのである。それで故障個所を発見すれば自分でなんとかしたくなる。全て自然な流れのなかで行なわれるわけである。



5時間に及ぶ全ての作業が終わったところでパチリ。

終わってしまえば、ただのマンションの駐車場である。よってカロッツェリア「RANTA」の場所は掴めない。その存在が伝説化される所以である。警察署の隣、それだけが諸君に与えられたヒントなのだ。

そう、確かにでたらめばっかり書いているような気もする。



時間は午後3時過ぎ、サイドマフラーのテストも兼ねて北西側から筑波の道を走る。先頭を行くのはマエストロのデドラ、次が籠屋特派員のイプシロンである。朝日峠側の南から登らないのは、近年カマボコ様の段差が酷く、サスを痛める可能性があったからである。帰りはもろに進行方向から夕日を浴びる格好になり、国産の走り屋たちもすでに姿を消している筑波スカイラインを快走する。

下は折り返し地点の朝日峠駐車場での記念撮影。こうして地味イタ初の整備オフともいえるマフラーオフは、大成功とともに幕を閉じたのである。
('00,3,26)




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