やっぱり手描きが一番早いですよ................。 |
しかたないのでアルファ155の写真を参考にすることにしました。 この写真なんか矢尻っぽいです。めんどくさいからトレースしてしまいましょう。トレースベースは雑誌等の写真を描きたい大きさにコピーで引き伸ばして作ります。 でもこのままトレースすると当然155になってしまうので、鉛筆線で簡単なアウトラインだけ拝借し、あとからデドラのエクステリアを構成していくことにしました。 トレース台のない方は、コピーと画用紙をいっしょに窓ガラスにテープで貼り付けて、外の光で透かして「立って描く」という方法があります。製図屋さんだって立って描くんですよ〜(違う?) |
次は下描きにペン入れします。 極細の耐水サインペンで入れるのもいいし、これみたいに耐水インク(証券用)で丸ペンで入れるのも自由です。定規を使えばもっと端正に描けるんですが、けっきょくフリーハンドでペン入れしてしまいました。 けっきょく絵の世界は「なにをしても自由」な世界ですから、逆にとまどってしまうものです。だからその段階で考えるのは止めて、ただ感じるのがいいみたいです。感じるのも嫌な人は「なんも考えない」のがいいです。 要は、絵が出来ればいいんですから。 この段階で紙に直接色を乗せたい人はそれで完成。私の場合はこれをスキャナでパソコンに取り込みます。 |
次は車を乗せる背景なんですが、この場合主役は車なわけですからあまり描き込んだものは避けたいです。左の画像はバックにただグラデーションを落としオーバーレイで重ねたものです。 これが走っている絵になると道路の状態や風景などの対象物も必要になってきます。車の挙動とかも表現が必要になってきますから、その分大変かも知れません。 まだまだステッカーの考証が行き届かなかったので空白のところもありますが、一応完成ということで保存後、レイヤーを統合してADVANデドラの一枚絵の完成です! |
今回はなるべく手をかけてかっちり描いた絵の説明になってしまいましたが、個人的には、このコーナーの001のウーノみたいなラフな絵が好みです。なんか地味車らしいキャラクターも出ますしね。 あんまり気張らないで遊び心を大事にしたいものですね。じゃないと描くのがやんなっちゃいますから(笑) |