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モデファイ編 98年のチャオイタはショック交換とタワーバー装着以外は全くのノーマルで スポーツ走行に参加しました。 しかし冷静に見て遅かったです。どノーマルのビアンキに辛うじて勝つぐらい でした。 主にドライバーの技量不足が原因ですが、足りないテクニックは機械で補え! ということで今年はモデファイに力を入れました。 ショップに持ち込んでカタログ指して「コレとソレとアレつけてフルチューン 宜しく!」なんて言える資金もない私は「フール・オン・ザ・ホイール」 (田中むねよし作)の主人公の様にTipo仲間やツテに頼って車を仕上げました。 色々な形で協力してくれた皆様、本当にありがとうございました。 この場をお借りしてお礼申し上げます。 ・スプリング(前アイバッハ、後ジャメックス):兵庫県S氏よりレンタル。 ・ロアーバー:神奈川県旦那氏よりレンタル。取付作業つき(笑) ・ブレーキローター&パッド(タロックス、フェロード):和歌山県M氏より 個人売買で格安購入。 ・エアクリーナー(K&N):愛知県N氏より贈呈される。 ・プラグコード(ノロジー):兵庫県S2氏より無償提供を受ける。 また柿本レーシングのワンオフマフラーもS2氏の情報による。 色々な形でサポートしてくれた中の一部ですが紹介させていただきました。 他にいじってる所と言えば・・・ ・マフラー(柿本レーシング) ・ショック(オズラブ) ・タワーバー(OMP) ・4点シートベルト(ウィランズ) といった所です。 あとタイヤは純正サイズのアドバン・ネオバですね。 良いタイヤなんですがSタイヤ相手じゃ・・・。 カラーリングも例によってカッティングシートをメインに、レタリング、 市販ステッカー、カラーコピーなどいろんな手を使ってます。 見ておわかりと思いますが、アメリカのNASCARをイメージしてます。 WRCのレプリカもしたかったんですが、チャオイタでは「本家」がゴロゴロ してるので目先を変えてみました。 |
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チャオイタジュニアレース参戦記 予選編 当日、サーキットへは自走で行くのがプライベーターの醍醐味です。 っていうか地味イタ車がローダーに乗っかっても修理工場に運び込まれる様にしか見えないですよね。 さて99年は「チャオイタ・ジュニアレース」が増えた分、タイムスケジュールが きつくなっていました。 朝の7時からサーキット向かいの駐車場でエントリー受付には 長蛇で豪華で極悪なイタ車の列ができています。 アルファ5割・デルタ4割・他1割といった所です。 さて手続きを済ませてピットに車を入れて(レース参加の特権です) 旦那さんに拝借したロアーバーを装着してもらいました。(自分でやれっ) ブリーフィングが8:15分、予選開始が8:45というわけで暖気も そこそこにコースイン。予選は10分間。 1分55秒が自己ベストなので、実質のアタックは3周ぐらいとなります。 さてレース参加の顔触れは ・フェラーリ348(何故かTipoと同じクラス) ・アルファ156TS(実はN1仕様で、348と殆ど同タイムで周回する)2台。 この3台は異次元の速さでした。 その次にロールバー入れたりナンバー無しの「レース用に割り切った」 A112アバルトや新旧アルファ、ランチアデルタあたりが続きます。 その次にようやく「走行会の延長レベル」の私や145、155なんかですね。 結局グリッドは15/18位(泣)。 しかし自己ベストは3秒更新して1:52でした。 16位の車には4秒少し離しているので抜かれる心配は無さそうです。 さぁ決勝はがんばるぞ! といったところでスポーツ走行参加のデドラ旦那号がオイル噴いてしまいました。 (あれま) ちなみに前日、リアハッチにひもでぶら下がっているリアトレイ (ハッチを開けると荷室の上蓋が持ち上がるアレ)のひもが切れました(不吉)。 波乱の決勝編に続く? |
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「チャオイタジュニアレース参戦記決勝編!」 いよいよ佳境のチャオイタ参戦記。決勝編です。 不運のトラブルにより午後のスポーツ走行をあきらめた旦那氏の 献身的なセッティング作業により、さらにタイムアップを図るISOCHU号。 決勝の時間が迫り、エンジンを始動してピットレーンに向かおうとした時 妙に車の動きがおかしいのに気付きました。動きが重い。 サイドを引いたり戻したり、小刻みに前進・後退を繰り返したのですが やはり異常です。サイドブレーキが解除されていない・・・? ・・・と悩んでいるうちにピットレーンに並んだ車が動き始めました。 フォーメーションラップ開始です。 「あかんかったらリタイヤしよう」と、とにかく発進! (この時、幸運にもサイドは解除されていた) ぐるっと1周走ってスターティング・グリッドに着きました。 夏の終わりの落雷によるセントラルサーキットの電光表示システム故障のため 「シグナルレッド→グリーン」ではなく「日章旗の振り下ろし」という クラシカルなスタート方法がとられました。 車載ビデオにも撮りましたが何度見ても緊張します。 一旦エンジンを切り、スタート1分前にエンジン始動。咆哮するエアクリーナー! 炸裂 する柿本改マフラー! サッと日章旗が振り下ろされ各車一斉にスタート! ストレートエンドの右下りの1コーナーに殺到する各車。 2台前、ジュリアクーペがスピン、車が横を向く。少しアウト側によける。 幅の広いコーナーのアウト側サンドトラップにも一台突っ込んでいて砂煙りがあがって る。 うおお「デイズ・オフ・サンダー」だ! 速度の乗る裏ストレートを抜け今度は右上りの2コーナー。 今度は4台程前のGTVがスピン、よけきれずスピンしたビアンキとともに アウト側サンドトラップに。 目の前を走っていた145がその影響で大きく姿勢を乱したがおつり無しの カウンター一発で復帰。「この145、うまい!」 ここからしばらくこの145の後ろにつくのだが、動きにソツが無く、 じりじりと引き離されて行く。 そして3周目、上りで小さく回り込む最終コーナーで(おそらくスタート直後に 1コーナーでサンドトラップに突っ込んだ)GTVにパスされる。 重いTipoの弱点の一つがこういう小さいコーナーの立ち上がりである。 そのままメインストレートと裏ストレートの全開区間で差を縮めようと張り切るのだが 、2コーナーで突っ込み過ぎ(笑)、サンドトラップ直前まで行ってしまい失速。 1周目でスピンしたビアンキ、スッドに交わされる(泣)。 この2台はかなり熱いバトルの最中の様だ。 悔しいがついていけない・・・。 以後、一人旅状態が続き、最終周に自己ベストを1:50に更新してレース終了。 ここまで読んでくれたあなた、本当にお疲れ様でした。 結果は総合9位。クラス4位。 クラス入賞は3位まで・・・。残念!! 性能的に近い車は「うまい」145が総合5位。 (348以外のナンバー付き車両のトップ) 75が11位、155が13位といった所です。 いや、本当に楽しかったです。 各車とも大きな事故もなく、楽しめたと思います。 まず感じたのは「みんな上手い」事です。 スポーツ走行だと「サーキットデビュー」組から毎年参加の「ギブリカップカー」 までレベルのバラつきが大きいのですが、今回のレースの参加者はある程度の 走行経験を積んだ方ばかりで、一緒に走っていて安心できました。 また来年も・・・。to be continued... |
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「ユーロカップ2000編」 今回の「チャオ・イタリア・ジュニア・レース」というのは 2000年3月から行われる「ユーロカップ2000」というレースの プレイベントでもありました。 ユーロカップを簡単に説明すると欧州各国の国やメーカーあるいは 車種毎の草レース(ナンバー付き車両で)を一日の内にまとめて やってしまおうってイベントです。 関西ではセントラルサーキットで年間4戦行われます。 概要については雑誌Tipoの広告等に載っています。 また参加のための詳細についての小冊子も出回っている様です。 そのユーロカップに出ようか出まいか迷っています。 気持ち的には出たいのですが、後は資金の問題です。 今回のレース参加でタイム向上のための課題が色々見えてきましたが、 果たしてそれらをまともに解決しようとしたら莫大な投資が必要になります。 例えば車高調整サス、強化スプリング、強化スタビライザー・・・。 欲を出せばキリがないです。 ここは知恵と勇気と愛で乗り切らなくてはならないでしょう。 「こんな部品が使えるよ」、「ショップでパーツを投げ売りしてた」 「不要チューニングパーツ売ります」なんて情報がありましたら 是非ISOCHUまでお知らせください。 宜しくお願いします。 Tipo系兄弟車第一世代(デドラ、155、クーペFIAT等)だと パーツの流用がやりやすいのでその関係の情報も求めています。 (これって知恵と勇気と愛と言うのか?>自分) [Text,ISOCHU('99.11)] #ISOCHUさんに直接メールを送る# |
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[うのりによる感想] ISOCHUさんによるChao-italia参戦記最新版でした。 ISOCHUさんのTipo16Vはトムクルーズのデイズオブサンダーを思いだすカラーリングでとても新鮮です。欧州選手権などの写真を参考にステッカーチューンを考えていた私などは意表を突かれたデザインです。 アメ車はヨーロッパ車とはまた違った文化的背景をもとにした独特の良さがあり私も大好きです。ナスカーなども、レースとしても統一されたレギュレーションに基ずいて車も完全なイコールコンディションに近いので、レース以前にいらない政治的駆け引きが無い(見えない?)ところもレースに白熱できる理由のようです。 おっと私のうんちくは関係ありませんでしたね....。 |